旅人月
いて座の月
旅人月の傾向
旅人月は、地図の端を見ている目です。旅人は逃げている人ではなく、次の土地に用がある人のことをいいます。いて座に月がある人の内側にも、この向きがあります。
同じ景色が続くと息が詰まり、行ったことのない話題や場所に体が向く。遠くの話をしているときに、いちばん目が動きます。荷物を増やさないのも同じ理由で、これは冷たさではなく、次に動くための持ち方です。
難しいのは、その身軽さが「本気ではない」と読まれることです。腰を据えていないと言われ、留まる練習をしようとして、かえって元気をなくすことがあります。留まるかどうかより、戻ってこられるかどうかのほうが本題です。
旅人は同じ宿に何度も戻ります。行き先が増えても、帰る場所を一つ決めておけば、遠さは自由のままでいてくれます。今日は行き先を決めなくてかまいません。
地図を一枚開いて、まだ行っていない場所に印をつけておく。行き先が一つあるだけで、同じ景色の日もしばらくは歩けます。